台風21号
こんばんは
台風21号が日本を縦断しました。
この台風は、ちょうど投票日に近づいたりだとか、伊勢湾台風と同じ動きや勢いがあるとかで何かと騒がれていましたが、今日になって被害の全貌が見えてきましたね。
被害にあわれた方には、心からお見舞い申し上げます。
ここ数年、数十年に一度の災害が日本各地で起こっています。テレビのニュースを見ていても「こんなにひどいのは初めて」と言うお年寄りが、災害のたびに映ようになりました。
今後、台風や大雨などの天災は酷くなっていく可能性があります。
では、人間はなすすべがないのかというと、そこは脳ミソが発達した人間ですから、対応できると思います。
その証拠に、古代から人間は治水などの土木工事を行っているわけです。
しかし、昔は政治をつかさどる人が鶴の一声で治水ができましたが(そんな簡単ではなかったと思いますが)、現代は色々手続きが必要です。
土木工事を行うには予算が必要です。
市や県では大きい工事だと、議会にかけて審査したりします。それでも予算が足りないとなれば工事ができません。
しかし、何十年に一度の体験したことのない災害に対して、そういった工事をしないことは国民の命にかかわります。
また、天災によっておこる経済的損失を比べてみると、工事を行って被害を最小限に食い止めることで、損失を軽減することもできます。
なので、工事のための予算を確保しなければならないと思います。そのため、国は積極的に予算をつけて、全国的に災害対策の土木工事を行ったほうがよいと思います。
よく言われる『国土強じん化』ということですね。
副次的な結果として、政府が全国の大規模な公共事業に支出すると工事を行うために雇用が全国的に生まれると考えます。
土建屋が儲かるだけだと、批判する人もいますが、大きな災害で命の危機がおこる可能性が低くなるのなら、必要だと思います。
しかし、政府は公共事業にお金を出したがっているように見えません。
シンプルな考えなんですが、なかなか実行できない。昔の人が見たらなんて言うでしょうね。